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2005.05.10

王様の独り言(127)/リンク探しは面白いが肝心のストーリーが…『交渉人真下正義』

初日に映画館に行ったところ、満員御礼発売終了。
2日目に観に行ってきました。
本広監督は相変わらず細かいネタの見せ方がウマイっすねえ。
『踊る』との小ネタリンク探しとか、コワモテ上司にいきなり電話でお母様と呼ばせたり、笑いのツボ&踊るファンサービスの良さは健在でしたよ。
美術も細かいんですよ。
見えるか見えない場所に、小道具仕込ませてたり、今回は東京の地下鉄が犯罪の舞台となるんですけど、半蔵門線を九段線に変えたり、南北線を白金線に変えたりと、見事に似て非なるモノを作り上げているんですよね。
でもって、よくぞここまで調べ上げたなという都市伝説並みの地下鉄噺が登場するのですが、広報役の石井正則がうまい具合に解説するので、初めて聞いた用語でもすんなりわかることができるんですよね。
本領発揮のコワモテ役の國村隼、べらんめぇが似合っていた金田龍之介、コメディリリーフの石井正則と脇がよかったデスねえ。
1番光っていたのが寺島進。
バカヤロゥ!が口癖でイケイケドンドンだが、相手が強気に出ると弱気になってしまうという人間味あるキャラクターでサイコーでしたよ。
ミニシアター系の映画では良く見かけるんですけど、メジャー作品で準主役級の扱いで登場とは粋なことをしますよ。
チョッチ、水野美紀が痩せていたように見えるのも気になる木。

“さすが踊る!面白かったですよ”

踊るとはリンクしているが全く別の作品になっていて、しかも2回3回と見ることによって、小ネタも探し出すことができる、踊るチックな作品でしたね。
ただし、

以下、ネタバレ
(観てない人は読まないことを祈ります)

犯人が見えないのが納得できん!
あんだけ大きな事件を起こして、オチが車で自爆はないよなあ。
サイゴにチラッとでも顔が見えるだけで、納得するんですけどねえ。
脚本が君塚良一じゃないこともあってか、ストーリーにスンゴク、アラが見えるのも事実なんですよ。
湾岸署の刑事が検問にいて、そこでユースケは車を置いて、新宿のホールに行くのだが、管轄のお台場から走って直ぐ着くのは無理があるだろうとか(応援で派遣されてるなら別だが…)、せっかく東京メトロと都営をモデルにしているのに最後に架空の建設路線が登場しているのもツメが甘いというかナンダカナー。。。
でもって、ユースケの“次回作は雪乃さんと夫婦刑事で”という不用意なコメントが、ラストを暗示しているという最大のミスが!
そんなこと言ったら、最後の最後のシーンがミエミエで興醒めだっつうの!?

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コメント

> 応援で派遣されてるなら別だが…
「応援にかりだされちゃって」ってセリフがあった気が。

> 最後に架空の建設路線
13号線は現在建設中。将来は東急東横線とも相互乗り入れ予定。

投稿: 通りスガシカオ | 2005.05.20 00:29

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