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2005.05.02

王様の独り言(125)/日米の比較が面白い、シャル・ウィ・ダンス?

映画がヒットするかどうかって、観客を見ればなんとなくわかるんですよね。
劇場一杯に中高年層がいる光景を目の当たりにすれば、こりゃ行くんじゃないかと思うし、大抵はその読みは当たってます。
長年の感っていうヤツなんですけど。
『シャル・ウィ・ダンス?』は、まさしく当たるんじゃないかと思わせる客層でしたね。
若層よりも多かったですよ。
肝心の映画はというと…いやはや、よくできてますよ。
まさしく周防版のリメイクを果たしていましたね。
日本版で描かれていた濃いキャラが、そのまんま移植されてましたよ。
よくぞここまで似たキャラ持ってきたなあってほどでして、クドいキャラだった竹中直人・パワフルだった渡辺えり子・アセかきの田口浩正。

“あゝアメリカ人が演じればこうなるんだぁと納得させられましたね。”

竹中直人の役を演じていたスタンリー・トゥッチ。
怪演という言葉がお似合いな程、竹中直人を彷彿させるキレぶりでしたねえ。
『ターミナル』でトム・ハンクスをイビってたお偉方とは思えませんでしたよ。
個人的には最優秀助演男優賞ですよ。
本家『シャル・ウィ・ダンス?』は映画館で4回観たクチで、ほぼ完璧に頭ん中にインプットされているんですが、見飽きた感もなく、それどころかグイグイ引き込まれてしまいましたよ。
日本版に忠実なリメイクで、適度にアメリカ風味な味付けをしているのがいいんですよ。
例えば、日本版では影薄かった主人公の奥さんにスポットライトを当てて、最後にも見せ場を持ってきているのが、向こうの国では奥さんを大切にするんだなあと、印象深かったですねえ。
レッスンのオバちゃん先生が酒の勢いを借りて教えてたり、女にモテたい一心でレッスンをはじめる人間がいたり…その人間がラストにオトコに目覚めているのがツボでしたが。。。
ただし・・・、この主人公って最初サエないのが良かったんですけど、リチャード・ギアだと何やってもサマになってしまうんですよね。
サエないように見せても、根底が決まっているから、その部分は物足りなかったですねえ。
贅沢なお悩みなのですが。
そういえば、誰が小泉首相と似てるなんって言い始めたんですかねえ。
全然違いますよ!小泉首相じゃ社交ダンスなんって踊れないっつうの!?
なにげに良かったのがジェニロペ。
ダンスの決めポーズで見せる目線が色っぽいのなんの。
背筋ゾクゾクもんでしたよ。
笑って泣ける映画としてオススメです。
でもって、観終わった後でいいので、日本版も見てもらいたいですねえ。
秀逸なリメイクだと実感できますよ。

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