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2004.06.05

(ネタばれあり)びっくりドンキー『デイ・アフター・トゥモロー』

この作品、かなり期待してたんですよねえ。
駅に張られているポスターを見れば、自由の女神どころか、フランスのエッフェル塔、
日本では東京タワーにレインボーブリッジまでもが、津波に飲み込まれてて、
もうどうなるんだろうと思い、いざ作品を見てみると、
被害のほとんどはアメリカに集中にしてましたねえ。
典型的な肩透かしパターン。

東京はといえば、ちょこっと舞台になっていましたが、
これがいつの時代の、アメリカ映画が描くNIPPONなんだろうという街並みで、
しゃべる言葉が片言なのは許せるが、
街全体が香港か上海の飲み屋街かというくらいで、しかも設定は千代田区。
使っている携帯は、2つ折りではなく、チョット前のPHSのような一本電話。
この時代錯誤のNIPPONを見るだけでも価値はあると思います。

前半が津波&氷河という大災害で、
後半が親子愛の話なんですよね、救出劇というんですか。
この後半が評価が分かれるところだと思うんですよ。
オイラにとっては、間延びがして、どちらかというとアンチ的な方でしたが。。。
さすがに自然が起こす大災害と、戦う訳にもいかないと思いますし、
津波なんて来たら、ジャパーンッなんで、そんなに引っ張ることもできないんですよね。
となると、救出劇なんか入れて、どうしても尺を埋めなければならないですよ。
それが個人的には、間延びに見えたんですよねえ。

津波に覆われるシーンは、
よくぞここまで表現できたなという感じで、見ごたえありますよ。
ロスアンゼルスのあちらこちらが、突然発生した竜巻によって、
壊されてくシーンも凄まじかったですねえ。
災害に襲われる前半は、かなり前のめりになります。

後半の救出劇の話ですが、全て、バレバレなんですよねえ。
ネタふりが下手だというんですかねえ。
なんでか前半に動物園のシーンが多いなあと思っていたら、
後半、その動物園にいた狼が襲うシーンがあったり、
いきなりニューヨークが氷河に襲われて、
取り残された息子を父親が助けに行ったのに、
ニューヨークに着いてみると、吹雪どころか晴れ渡っているんですよ。
その晴れ渡り感が希望を指しているのはわかるんですが、
だったら1日2日待って、晴れ間に助けに行けばいいのになんて思う有様でして。。。

こうなると粗探しは止まらなくなってしまいまして、
最後の最後に、ニューヨークで生き残った人たちが、
ビルの屋上に現れ始めるんですけど、
全てを凍らせてしまう「スーパーフリーズ」が吹き荒れる中の、
あれだけの環境状態で、よくぞ生き残れるなあという、
ツッコミが心に芽生えているんですよ。

ありきたりな言葉で表現すると、
スクリーンでしか味わえない大迫力を堪能あれ、ってトコでしょうか。
それなりには楽しめると思いますよ。

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