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2004.05.08

純愛にやられた『世界の中心で、愛をさけぶ』

いいですねえ、なかなかヨイですよ、この作品。
高校生の初恋って汚い(⇒ここではいい意味で…)設定ですよね。
もう戻れない健気な時代に、半ば無理な憧れを抱きながら、
“あゝ、こんな清々しい恋愛っていいなあ~”なんて思いつつ、見入ってしまいますって。
それに加えて、一筋ならない初恋で、
相手の女性が死と隣りあわせで生きているとくれば、
そりゃねえ、涙腺はガツンとやられますよ。

ストーリーもいいし、高校生時代の初恋カップルを演じていた、
森山未來と長澤まさみがいいんですよ。
前半は元気元気でみんなの憧れの女性を演じ、
後半は白血病と闘う様を演じきった、長澤まさみにはやられましたねえ。
つんつるてんの坊主にまでなる力の入れ様ですから。
学校の屋上で焼きそばパンを頬張っていた森山未來も勿論よかったですが。

ストーリーに見入ってしまうという観方の他に、
1980年代(正しくは86年)を楽しむという観方があるんですよ。
モロに青春時代で生きていたオイラにとっては、懐かしグッズのオンパレードでしたね。
小道具で置いているテレビには、
『ザ・ベストテン』(しかもコニタン司会の時の)が映っていたり、
純愛の交換手段として使われるカセットテープは、知る人ぞ知るSONYのHFシリーズ、
そのテープを聞く機械はWALKMAN、
おまけにヘッドフォンはオレンジのスポンジふかふかのモノ。
涙チョチョぎれる程のいい世界観を再現してますよ。

チョイ役探しも面白いかもしれないですね。
ゲッツ!のダンディがチラッと出演してたり、近藤芳正も台詞ナシの出演があったり、
『Shall we ダンス?』で名演技を披露していた、
草村礼子が写真だけの出演を果たしていたり。

エンディングを飾る、平井堅の「瞳を閉じて」もいい味を出していましたねえ。
曲を聴いているだけで感動シーンが蘇り、
また泣けてくるほどですから。
泣ける、泣けるという下馬評を耳するたびに、
映画を観て、泣けないことって多いのですが、
『世界の中心で、愛をさけぶ』は、思わず、感動してしまいました、オススメです!

ちなみに、柴咲コウの役柄は、原作にはないそうです…

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