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2004.04.25

非常に疲れまくった『CASSHERN』

別に『CASSHERN』のアニメが好きだったわけでもなし、
宇多田ヒカルの旦那だからというわけでもなし、
ただ単に、最近の邦画では珍しいオールスターキャストものということで、
思わず、『CASSHERN』を観に行きました。

エッライ混みようでしたねえ、おまけに客層が老若男女幅広い。
そんな光景を目にすれば、否が応でも期待は高ぶるんですけどねえ・・・
良かったのはそこまでで、ハッキリ言って、エッライ疲れた作品でしたよ。
この監督さんが作った、宇多田の『traveling』はスンばらしいと思ったのですが、
これも3分4分ならモノ珍しさでいいけど、『CASSHERN』に至っては、全編PV模様で、
2時間30分もPV見せられてもキツイんですよねえ。
この作品の視覚効果や美術をみれば、力量があるのは認めるんですけどね…

唐沢寿明や寺尾聰、樋口可南子、三橋達也と、
豪華キャストの名演技は目を見張るモノがあるんですけど、
肝心のストーリーが、何を言いたいのかわからないんですよ。
親子の葛藤、戦争三昧や環境汚染されている地球か、
新造人間と呼ばれている人達の悲しみか、名誉争いなのか、
いろいろと詰め込みすぎていて、散漫な印象がありましたね。
大筋のストーリーは、よく作ったなとは思うんですけどね、
あれもこれも詰め過ぎで、観ている方としては食傷気味になるんですよ。
ラストだけは、強引にカンドーするような作りをして、
まとめようとしているのが、余計に辛くなってくるしねえ。
それが登場人物全員に光がなくなって、希望のない話にもなっているし。。。
でも、中途半端な説教臭さはあるし。

キツイ言い方をすると、所詮、宇多田ヒカルの旦那であり、
PVを取らせれば、目を見張るモノがあったということでしょうか。
しかしまあ、この作品、
制作費にいくら注ぎ込んだんだろうというくらいの視覚効果でしたよ。

プログラムを見ていて驚いたのが、三橋達也は82歳、
この作品にも出演していた大滝秀治は79歳なんですよね。
見た目は、大滝秀治の方が年上だと思ったのに…
かなりのサプライズでしたよ。

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C A S S H E R N .com つい昨日、憲法改正と戦争と平和について考え始めたときに、 ちょうどこの映画にであいました。 cちゃんのお薦め... [続きを読む]

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