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2004.01.25

アル・パチーノの存在感がよい『リクルート』

『リクルート』といっても、織田裕二が主演をし、槇原敬之が主題歌を歌った、
『就職戦線異状なし』のような、就職活動の悲喜交々を綴った作品ではない。
CIAにスカウトされた青年を主人公に、
CIAの訓練所を舞台にしたサスペンス・ミステリーである。

観ごたえのある作品でしたねえ。
CIAに青年をリクルートする教官が、アル・パチーノ。
さすがでしたねえ、アル・パチーノを観るだけでもアリな作品に仕上がってましたよ。
表情、仕草、どれをとっても逸品でしたが、
今作では、アル・パチーノの声が印象に残りましたねえ。
教官役だからってワケでもありませんが、セリフに説得力があるんですよ。
役柄上、必要以外のことは話してないのですが、アルの声を通すと、
セリフの裏にあることまで、見えてくるというか伝わってくるんですよ。
青年役は、コリン・ファレル。
『フォーンブース』といい、コリンは苦悩に満ちる演技はウマイですよね。
今回も、父のこと、好きな女性のこと、自らアリ地獄にハマっていく過程で、
おもいっきり、悩みぬいていましたねえ。

サスペンスといっても、後半に差し掛かる辺りで、展開は読めてくるんですよ。
それでも、アルとコリンの演技合戦が、
オイラをスクリーンにのめり込ませてくれましたよ。
CIAって、映画でもよく登場するじゃないですか、
ところが、ここまでCIA内部を描いた作品もないと思うんですよ。
CIAのスポークスマンが協力しただけあって、
描写がハンパじゃないので、それを観るだけでもアリだと思いますよ。

アルは、冷静で切れ者の教官役なのですが、
最後の最後に、いくら自分のことで慌てていたとしても、
“お前、そこは気付けよ~”とツッコミを入れたくなるシーンには、
思わず、小笑いをもよおしてしまいましたが。。。

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